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韓国ドラマ『悪の心を読む者たち』のキャストは?実話を元にした物語!

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韓国ドラマ『悪の心を読む者たち』のキャストは?実話を元にした物語!

本ページはプロモーションを含みます。

完全犯罪はない。
パイヨミです。

さて。今回は韓国ドラマ『悪の心を読む者たち』をご紹介したいと思います。

いやー、非常に重たいけど、深く刺さりました。

キム・ナムギルって今まであんまり見てこなかったけど、いい俳優でしたね。ジンニムが推すのも分かるわぁ。

作品のあらすじや見どころを載せているので、未視聴の方は参考にしていただければと思います。

それでは、どうぞ。

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韓国ドラマ『悪の心を読む者たち』とは

実話を元にした書籍が原作

韓国ドラマ『悪の心を読む者たち』は2022年1月14日より韓国の放送局SBSにて放送されたテレビドラマです。

1990年代後半、韓国にまだプロファイラーが存在せず、連続殺人犯の兆候や動機が関連付けられず犯人の逮捕が難しかった時代に一人目のプロファイラーが誕生するお話。

連続殺人犯の思考を読み解くことがいかに苦痛で、困難なことか。

話数:全24話

演出:パク・ボラム
脚本:ソル・イナ
原作:クォン・イルヨン教授 / コ・ナム

原作は韓国初のプロファイラーであるクォン・イルヨンが経験してきた実話を元に描かれたノンフィクション小説となります。

記事の後半で原作の書籍情報も紹介しているので、是非ご覧くださいね。

あらすじ

1990年代後半、韓国で動機の不明な殺人が多発するも、警察は犯人を逮捕できずにいた。
鑑識係長のクク・ヨンスはアメリカの犯罪分析に深い関心を示し、韓国にも同様のシステムを導入すべきだと主張するも、周囲からは否定的な扱いを受ける。
そんな中、犯行現場で犯人の思考を辿ろうとする刑事のソン・ハヨンの素質を見抜いたヨンスは彼をプロファイラーに勧誘し、犯罪行動分析チームを発足。
犯罪者の思考を読み解くという難題に挑戦し始めた二人だったが、早くも国内では連続殺人が発生し始めていた……。

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韓国ドラマ『悪の心を読む者たち』のキャストは?

主要キャラクター

ソン・ハヨン:キム・ナムギル

犯罪行動分析チームプロファイラー。
優れた観察力と並外れた共感力を持つ彼は、クク・ヨンスの誘いで刑事からプロファイラーに転向。先駆者として努力を重ね、唯一無二の存在になっていきます。

クク・ヨンス:ジン・ソンギュ

犯罪行動分析チーム長。
アメリカの犯罪分析に強い関心を抱き、韓国にもその手法を導入すべく分析チームを発足。元は鑑識課の係長を務めており、現場の扱いも手馴れている。

ユン・テグ:キム・ソジン

機動捜査隊強力班チーム長。
冷静沈着で根気強く、判断力に優れた刑事。初めは犯罪分析に否定的でしたが、彼らの努力と必要性を認識してからは友好的な関係を築くように。

チョン・ウジュ:リョウン

犯罪行動分析チーム統計分析官。
肩書きがカッコいいからという理由でチームへの参加を志願しましたが、ハヨンの心意気に感銘を受け、様々な事件のデータを取り扱う頼れる末っ子になっていきます。

韓国ドラマ『悪の心を読む者たち』の見どころ

プロファイラーの苦悩

実在のプロファイラーの経験を描いているだけあって、本作の物語は伝わってくるリアリティが他とは段違い

主演のキム・ナムギルが演じるソン・ハヨンは幼少期より共感力が高すぎるせいで、感情を内に閉じ込める性質がありました。

そんな彼がクク・ヨンスの誘いで韓国のプロファイラー第1号として研鑽を積むわけですが、その道のりはとてつもなく困難なものでした。

プロファイラーがこれほど苦痛な職業とは、思いもよらなかった。

プロファイラーは犯罪者の思考を読み解き、未来に起こる犯罪を防ぐためにひたすら犯罪者と面談を行って統計を取るわけなんですが、この地道さたるや……。

耳を塞ぎたくなるような残酷な殺害手段や趣味嗜好、殺人者たちの独りよがりを上手く聞きだし、面談後には吐き気がするような気分を毎度味わわなければなりません。

常人なら心労で鬱になりそうな環境を、本作は丁寧に描きましたね。

共感力の高さゆえ、犯人の思考に最も近づける主人公ですが、その反面、最も心に傷を負うのも彼であるというジレンマが悲しくもあり、惹きつける要素でもありました。

取り調べの緊迫感

本編中に連続殺人犯を逮捕する機会が何度かありますが、その際に凶器や遺体の隠し場所などを取り調べで聞き出し、自白を促すこともしなければならない時があります。

この緊張感が何とも言えず、地道な努力と些細な気づきが犯人に致命傷を与えます

駆け引き、ハッタリなど使えるものはすべて使い、こちらに主導権が来るようにするわけです。

犯人役の人たちも、どこで探してきたのかと思うほどに気持ちが悪い(良い)演技をしてくれます。

相手によっては言葉巧みに取り調べ側をあしらったり、自分の思惑へ誘導しようとしますが、主人公はその思考を見事に読み解き、徐々に追い詰めていきます。

犯人のゲスな発言にも感情を昂らせることなく、冷静に相手の話しやすい状況を作り、なおかつ肯定も否定もしないという難しい対応を迫られるため、通常の刑事ものに比べるとスカッとした終わり方はせず、胸の中のモヤモヤはなかなか解消されることがありません。

犯人が本当に胸糞悪いので見ていて辛くもなりますが、それだけ主人公に感情移入できるということなので、素晴らしい作品だと感じました。

思いやりのある上司たち

こちらは少しマニアックな視点。

プロファイリングという捜査方法がまだ浸透していない時代ゆえ、上層部は分析チームに否定的で、予算も割り振られず、捜査の邪魔扱いをされるなど待遇はひどいものでした。

そんな中で刑事課長や署長という立場にある中間管理職の二人、ホ・ギルピョとペク・ジュンシクがいい味を出してくれました。

2人は上層部から目をつけられないよう取り計らい、分析チームの世話を焼いてくれるんですよ。

殺人事件や犯罪者とのヒヤリングなど終始重苦しい雰囲気の作品の中で、この2人の存在にどれだけ救われたことか。

立場があるので表向きは分析チームを否定的な扱いしているように見せかけ、実はすっごく心配してくれて、できうる限りの助力をしてくれます。

あと、二人の俳優が可愛いおじさんたちで、素直に癒されます

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『悪の心を読む者たち』の原作を読むには?

韓国語版のみ販売中

韓国ドラマ『悪の心を読む者たち』は、韓国初となるプロファイラーのクォン・イルヨン教授と作家のコ・ナムが実話を元にし、共同執筆したノンフィクション小説が原作となります。

色々と探してみましたが、恐らく日本語の翻訳版はないようなので、韓国語が堪能な方はぜひこちらをご覧になってみてください。

悪の心を読む者たち

韓国ドラマ『悪の心を読む者たち』の配信は?

いかがでしたか。

韓国で実際に起きた凶悪犯罪をモチーフに、プロファイリングの現実と取り調べの生々しい緊迫感が非常に見応えを感じさせる本作。

観ていて心が痛むときも多々ありますが、名作であることは間違いなしなので、興味のある方は是非お試しください。

韓国ドラマ『悪の心を読む者たち』予告編

予告編を紹介しておきます。

韓国ドラマ『悪の心を読む者たち』配信情報

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あの完全主義者デヴィッド・フィンチャーが監督というヤバそうな作品です。

本作の中でも、ちらっと名前が出てくるよね。

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本ページの情報は2025年9月現在のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

それでは、また。

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