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『涙の女王』韓国ドラマのキャストは?あらすじや人物相関図を紹介!

2024-06-04

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『涙の女王』韓国ドラマのキャストは?あらすじや人物相関図を紹介!

2024-06-04

本ページはプロモーションを含みます。

ヘイナ……。パイヨミです。

さて。今回は歴代最高視聴率を記録した話題の韓国ドラマ『涙の女王』をご紹介します。

『星から来たあなた』を観て以来、キム・スヒョンの大ファンなので今回も彼を目当てに観始めましたが、大当たりでした。

あらすじや見どころ、登場人物の相関図などを解説していますので、今からでも観て見ようかなと迷っている方はこちらを読んでからご視聴いただくと、すんなり内容が入ってくるかと思います。

それでは、どうぞ。

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『涙の女王』とは

脚本は『愛の不時着』のパク・ジウン

『涙の女王』は韓国の放送局tvNで2024年3月9日から4月28日まで放送されたテレビドラマです。

初回放送は視聴率5.8%とかなり残念な結果でしたが、回を重ねる毎に数字を伸ばし、最終話にはなんと24.9%の視聴率を記録しました。

あの『愛の不時着』を上回り、tvNの歴代視聴率1位なんです。

また、本作は『愛の不時着』や『星から来たあなた』などメガヒット作を手がけたパク・ジウンが脚本を担当

財閥家の娘と田舎出身の弁護士。家柄の違う2人の恋愛を描いた物語は韓国ではありがちな設定に思えますが、そこはやはり売れっ子作家。

単なるラブコメとは一味違う、スリリングな展開を繰り広げてくれます。

あらすじ

田舎出身の弁護士ペク・ヒョヌは、”デパート界の女王”の異名を持つ財閥三代目の令嬢ホン・ヘインと大恋愛の末に結婚した。
けれど身分の差からひどい扱いを受け、それを容認するような妻の対応や、日頃から見られる高慢な態度にすっかり嫌気がさした彼は、ある日離婚を決意。
離婚届を準備し、いざそれを突きつけようとしたその晩、ヒョヌは妻のヘインから“余命宣告”を受けたことを告白される……。

ざっくり言うと、妻の病をきっかけに、冷え切った夫婦関係が再び燃え上がるお話ですね。

序盤こそコメディ色が強く、キム・スヒョンの無駄遣いにしか思えませんでしたが、物語が進んでいくうちにみるみる面白い展開になっていき、気づけば寝不足覚悟で視聴し続けていました。

主要キャスト

ホン・ヘイン:キム・ジウォン

財閥三代目でキャリアウーマンのご令嬢。
仕事に対してはストイックかつ冷徹、高圧的な態度で周囲から恐れられている。
恋愛面はピュアで、ギャップが可愛らしい。

ペク・ヒョヌ:キム・スヒョン

田舎出身のイケメン弁護士。
真面目で優秀。冷静で人望も厚い。なおかつ喧嘩も強いという、もはや宇宙人。
仕事熱心な彼は、帰り道に羽目を外すような真似は絶対にしない。

田舎出身とはいえ、ソウル大学の法学部を卒業している超エリートなんですよね。

ユン・ウンソン:パク・ソンフン

ウォール街のアナリスト出身のM&A専門家。
ヘインの大学の友人で、長い海外生活から韓国に戻ってきた彼は、クイーンズグループとの深い結びつきを求めている。

人物相関図

全体の相関図

公式のHPが韓国語なので伝わりづらいかもしれませんが、上部から主要キャスト3名、ヘインの家族と執事、ヘインの秘書、ヒョヌの家族、ヒョヌの友人、ヒョヌの地元の住人など登場人物は多岐にわたります。

全員に個性があり、いい味を出しているので、どこまでが重要キャラか定義づけるのが難しいところです。

ひとまず、押さえておきたい関係性についてご紹介していきましょう。

ヘインの家族

ホン・マンデ:キム・ガプス(祖父)

クイーンズグループの会長。
金銭と権力への執着が強く、成功のためには手段を選ばない。

モ・スリ:イ・ミスク(祖父の愛人)

控えめでお淑やかな人物。
グループの経営には口出しをしないが、実は大きな企みがある。

ホン・ボムジュン:チョン・ジニョン(父)

クイーンズグループの副会長。
堅実な性格ではあるものの、家長としての責任感がやや希薄。

キム・ソンファ:ナ・ヨンヒ(母)

クイーンズ百貨店VVIPクラブの経営者。
過去の事件をきっかけにヘインとは関係が上手くいっておらず、冷たい態度を取っている。

ホン・スチョル:クァク・ドンヨン(弟)

クイーンズマート代表。
野心はあるものの、温室育ちのため何をやっても上手くいかない。

チョン・ダヘ:イ・ジュビン(弟の妻)

礼儀正しく奥ゆかしい妻を装っているが、実は野心を内に秘めている。

ホン・ボムジャ:キム・ジョンナン(父方の叔母)

3度の離婚を経験。
モ・スリに対し、父親をたぶらかす悪女として警戒している。

注目は、モ・スリの動向。
果たして何人の不穏分子が財閥家に潜り込んでいるのか。

他にも個人的な注目株は、ヘインの秘書である「ナ秘書」。
アイドル出身とは思えない素晴らしい演技を見せてくれました。

ヒョヌの家族

ペク・ドゥグァン:チョン・ベス(父)

龍頭里ヨンドゥリ村の代表。
頼りない印象だが、穏やかで包容力がある。

チョン・ボンエ:ファン・ヨンヒ(母)

スーパーの経営者。
家族に対する愛情が深く、持ち前の逞しさでヒョヌを支えている。

ペク・ヒョンテ:キム・ドヒョン(兄)

ボクシングジムの経営者。
私生活はだらしない男だが、いざという時は頼りになる。

ペク・ミソン:チャン・ユンジュ(姉)

美容院の経営者。
弟思いの彼女は、母親譲りの気の強さでヒョヌを支えようとしている。

女性陣の活躍に注目。
他にも、村の住人やヒョヌの友人たちの貢献なども見どころの一つ。

3組のカップルをクローズアップ

ヘインとヒョヌ

本作のメインカップル。

新婚当時はラブラブの2人でしたが、過去に起きたとある出来事をきっかけに溝が生まれます。

それ以降は互いを避けるように生活してきましたが、ヒョヌが離婚を切り出そうとした際にヘインが余命宣告を受けたことを知り、彼女を見つめ直します。

これでもかってくらい、2人は運命の糸で結ばれてましたわ。

スチョルとダヘ

本作のサブカップル。

とある理由から、スチョルを深く傷つけてしまうことになるダヘ。

一時は離れ離れになってしまう2人ですが、弱い自分を変えるため、そして家族で幸せに暮らすため、スチョルは自身と向き合います。

この2人の物語が、個人的には一番うるっときましたね。

ボムジャとヨンソン

本作のサードカップル。(勝手に命名)

田舎に暮らすヨンソンは、見てくれは良いものの少々変わり者。

そんな彼に惹かれたボムジャはお近づきになろうとするが、何を考えているのか分からないヨンソンを相手に、彼女は苦戦を強いられる。

こちらは息抜き用のサブカップルですね。

作品の見どころ

ラブ×サスペンス

甘々のレクリエーション

主人公の2人は揃って恋愛経験が乏しく、恋愛偏差値が低い傾向にあります。

どちらがより相手を愛しているか張り合うほどのバカップルで、ヘインがヒョヌの容姿を密かに褒めちぎる姿はちょっと気持ち悪いくらい。

結婚3年目で、一度は離婚の危機に直面したにも関わらず、学生カップルのような甘酸っぱい遣り取りを幾度となく繰り広げてくれます。

「また始まったか」と内心で呆れつつ、2人の恋愛模様はシリアスな展開の合間に上手く散りばめられており、緩衝材としても機能していました。

何だかんだ観てしまい、つい笑っちゃうんだよね。

一族全員を巻き込むサスペンス展開

発端はあくまでも主人公たち2人の愛が再燃するお話ですが、夫婦間の問題は次第に財閥家全体を巻き込んだ大問題へと発展し、後半はまさしく命懸けの争いになっていきます。

呑気に暮らす財閥家の中に潜り込んだ不穏分子。

周到に準備を重ねた詐欺師たちが大がかりな乗っ取りを目論みます。

例えるなら、ラブロマンスの皮を被ったサスペンスドラマとでも表現しましょうか。

まんまと計画に嵌った財閥家は一時すべてを失う羽目になりますが、そこから先はヒョヌをはじめとした田舎の住人たの懐の深さが描かれます。

特に注目のポイントは、やはり必死で妻を救おうとするヒョヌの姿。

窮地に立たされた際の活躍はまさしく主人公といった風格が感じられ、見ているこちらもつい惚れ惚れしてしまいます。

人間関係の変化にも注目

本作には、ホームドラマの一面も垣間見ることができます。

”財閥家”であるヘインの家族は平凡な家庭を見下す傾向にあり、結婚相手であるヒョヌはもちろんのこと、彼の家族のことも端から受け入れず、これまで関りを持とうとしてきませんでした。

そんな彼らが一夜にして財産のすべてを失い、今夜寝泊まりする場所もない状態に陥ったことで、田舎の人々の温かみに触れる機会を得ます。

過去の事件がきっかけで母親との折り合いが悪かったヘイン、過保護に育てられたせいで自分では何もできない息子など、いつしか心が離れ離れになってしまった家族の絆が再生していく様を追っていくのも、見応えの一つと言えるでしょう。

序盤と終盤で、登場人物の印象ががらりと変わってくるから不思議です。

面白いラブロマンスやサスペンスドラマ、ホームドラマは無数に存在すれど、これらを絶妙なバランスで取り入れ、観やすい中にも複雑な仕掛けが隠されているのは、脚本家パク・ジウンの作品に限ります。

名悪役:ユン・ウンソン

韓国ドラマを鑑賞しているといつも思わされるのは、選手層の厚さです。

主演の俳優たちはもちろん、助演の方々や、果てはエキストラまでいい演技をするんです。

中でもとびきりの演技を見せてくれたのは、ユン・ウンソンを演じられたパク・ソンフン

彼の悪者としての存在感は、かなり映えていた。

登場時の胡散臭さもさることながら、愛に飢えた孤独感、あまりに重すぎる愛情の押し付けなど、ひどく切ない人物でした。

条件も良い、一途で尽くしてくれる。それなのに選ばれない。

屈折した想いや憂鬱な雰囲気が非常に上手く表現され、単なる悪と片付けるにはあまりに人間味あふれる彼のことが、悪役なのにどこか放っておけず、目を離すことができなかった

心がピュアなだけに、手段を選ばず悪事に手を染める姿は、見ていて寂しいものがありました。

余談ですが、パク・ソンフンは2022年に放送されたドラマ『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』でも悪役を演じていました。

その役の評判が良かったせいか、地元に帰ると身内から「もっと優しい役をやって欲しい」「本当に悪い人に見える」などと言われ、悪役をしたドラマは母親が観てくれないと韓国のトークショーに出演した際に話していたそうです。

優しい役のパク・ソンフンには、もう戻れないですね。

U-NEXT

『涙の女王』OSTをご紹介

OSTにはキム・スヒョンも参加

SEVENTEEN、10CM、CRUSH、ホン・イサク、Paul Kim、Heizeなど豪華メンバーによる『涙の女王』のサウンドトラック。

挿入歌には主演のキム・スヒョンも参加しており、OSTへの参加は『星から来たあなた』以来約10年ぶり。

収録内容

[DISC1]
01) In a Beautiful Way (Opening Title Ver.) - キム・ギョンヒ
02) The Reasons of My Smiles - BSS(SEVENTEEN)
03) Tell Me It's Not a Dream - 10CM
04) Hold Me Back - Heize
05) Love You With All My Heart - Crush
06) Fallin' - ホン・イサク
07) Can't Get Over You - ポール・キム
08) From Bottom of My Heart - キム・ナヨン
09) Last Chance - ソ・スビン
10) Promise - チェ・ユリ
11) Heart Flutter - dori
12) More Than Enough - キム・テレ(ZEROBASEONE)
13) Untitled - キム・スヒョン
14) In a Beautiful Way (Full Ver.) - キム・ギョンヒ

[DISC2]
全40曲収録

『涙の女王』はどこで見れる?

いかがでしたか。

キム・スヒョンを目当てに観始めましたが、相手役のキム・ジウォン、ライバル役のパク・ソンフンの演技が素晴らしく、キャスティングがズバリ的中した作品でした。

1カットに何台カメラ回してんだってアングルの細かさは、さすがNetflixの資金力。

序盤は、正直つまらないです。

最初の数話で挫折した人も多いと思いはず。

ですが、途中から本当に面白くなってくるので、騙されたと思って見続けてみてください。

そしたら、きっと抜け出せなくなりますよ。

『涙の女王』韓国ドラマ予告編

ドラマの予告編を紹介しておきます。

『涙の女王』韓国ドラマ配信情報

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2025年2月現在、韓国ドラマ『涙の女王』はNetflixにて独占配信中です。

興味のある方はご登録をおすすめします。

本作が好きな人におすすめ

『星から来たあなた』

脚本パク・ジウン、主演キム・スヒョン、大事な人を命がけで守るラブロマンスという点から『星から来たあなた』がおすすめできると思います。

当時はチョン・ジヒョンを目当てに観始めた人が、相手役のキム・スヒョンに沼ったという。

おすすめの動画配信サービス

本ページの情報は2025年2月現在のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

それでは、また。

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