アニメ『逃げ上手の若君』の第一話が衝撃的!レビューしていきます。

アニメ『逃げ上手の若君』のアイキャッチ画像 アニメ

※本ページはプロモーションを含みます。

こら、死んだらどうする。パイヨミです。

7/6(土)から始まったアニメ『逃げ上手の若君』もすでに第四話まで放送されました。

予定ではワンクールを全て観終わってからレビューを書くつもりでしたが、第一話の印象があまりに強烈だったので、お伝えしていこうと思います。

『逃げ上手の若君』とは

『逃げ上手の若君』は2021年から少年ジャンプにて連載中の漫画で、作者は『暗殺教室』の松井優征です。

鎌倉幕府の滅亡から室町時代にかけ、北条時行の生涯を描く歴史漫画です。

史実にはあまり残されていないようですが、時行が逃げ上手であったことは確かだそうで、足利高氏から逃げ延びて再起を図るまでの英雄譚を描いています。

主人公の北条時行には新人声優の結川あさきが、そして彼に力を貸す神官の諏訪頼重には中村悠一が起用されており、新人とベテランのバランスが取れた配役となっています。

レトロな作り込み

サブスクのサムネイル画像を眺めている時、とても令和の作品とは思えない時代感のあるものが目に留まったので調べてみると、『暗殺教室』の作者が書いた新作だというじゃないか。

『暗殺教室』は結構面白く観た記憶があったので、何となく第一話を見てみると、思いのほか作り込みが丁寧で驚かされた。

色味や陰影のつけ方など、平成の時代によく見られた雰囲気がデジタルの作業で見事に再現されている。

加えて背景もかなり凝ったものになっていて、一面が灰になった鎌倉の様子はとても繊細で美しく描かれていました。

懐かしさと新しさを上手く取り入れた良い作品だなぁと思いつつ制作会社を見ると、cloverworksだったので納得です。

『ぼっち・ざ・ろっく!』や『青春ブタ野郎シリーズ』など、数々の名作を仕上げてきたこの会社なら、当然のごとくやってのけるでしょう。

神カットに遭遇した

さて。設定やらクオリティやらの話をしましたが、本題はここから。

冒頭から主人公らしき少年が稽古を嫌がって逃げ回っている姿が流れていましたが、この子がマジで可愛すぎる。

制作会社の腕によるものなのか、原作からそうなのか、走る姿やちょっとした仕草、顔の表情などが妙に可愛らしくて目が離せない。

ショタ属性は全くない私ですが、これってショタ好きには相当なんじゃない?

なんて思いつつストーリーを追っていくと、平和な世界がものの数分で地獄絵図と化しました。

焼くわ、殺すわ、可愛い絵柄でこんなにエグい描写するんだと、若干引きましたね。

鎌倉幕府の後継ぎである北条時行は年若いという理由で自害させてもらえず、父親は信濃国諏訪郡の神官、諏訪頼重を頼って彼を生き延びさせるよう指示しました。

未来を見通す力があるという頼重によってその場を脱した時行は、丘の上から無惨に焼き払われる城下町の有り様を眺めます。

自分も武家として生まれた身、この場は潔く皆とともに死なせてくれ。

時行がそう口にすると、頼重はあろうことか彼を突き落とします。

その時でした。

時行の類まれな生存本能が開花し、戦場を素早く駆け抜けながら敵兵の間をすり抜けると、飛び上がって丘の上にいた頼重にしがみつきました。

頼重に向き合った時行は、こう言い放ちます。

こら、死んだらどうする。

引用:アニメ『逃げ上手の若君』第一回「5月22日」

頬は赤らみ、どこか誘うような目つき。

そんな時行の姿は極めて艶かしく、ノーマルの私ですら思わず胸がときめくほどでした。

実際のカットをお見せしたいところですが、公式HPに例のシーンがなかったのが残念です。

これは稀に見る”神カット”だと思い、第一話を見終えた後にネットで調べてみると、思った通り若君の妖艶さが話題になっていました。

新しい扉を開いてしまうほどの魅力”と称される彼の色気は、確かに可愛いなんて表現では言い足りないほどでした。

まとめ

アニメ『逃げ上手の若君』は、安定のクオリティで視聴者を魅了する第一話となりました。

乱世にしては所々ノリが軽すぎやしないかと不安に思うところもありつつ、さらに面白い展開が待っていることを期待しています。

何より時行が可愛すぎるので、継続は必至になってしまうことでしょう。

ちなみに、諏訪頼重は胡散臭さやお茶らけた雰囲気の中に頼れる感じのあるところが、青エクのメフィスト・フェレスを彷彿とさせましたね。

アニメ『逃げ上手の若君』の配信情報

アニメ『逃げ上手の若君』は毎週土曜の23:30からテレビ放送がされているほか、Prime Videoでは見放題の最速配信がされています。

他にも多数のサブスクにて配信されているようなので、詳しくは公式サイトをご覧ください。

それでは、また。

コメント

タイトルとURLをコピーしました