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唆るぜ、これは。
パイヨミです。
さて。今回は『Dr.STONE』のアニメについてご紹介したいと思います。
2025年7月10日からアニメ第4期(ファイナルシーズン)の第2クールが放送される本作。
アニメ版は2019年から続く大作ゆえ、飛び入りの参加だとストーリーについて行けない。
そんな方のために作品の大まかな概要とメインキャラ、これまでの流れなどを載せていますので、興味のある方はぜひご一読ください。
それでは、どうぞ。
※この記事はネタバレを含みますので、ご注意ください。
『Dr.STONE』とは
原作は少年ジャンプ
©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
『Dr.STONE』は「週刊少年ジャンプ」にて連載された少年漫画です。
連載期間:2017年3月6日~2022年3月7日
原作:稲垣理一郎
作画:Boichi
コミックス累計発行部数は、2024年10月時点で1800万部を突破。
「次にくるマンガ大賞2018」のコミックス部門では2位を獲得、2022年には「小学館漫画賞」で少年向け部門を受賞しています。

思ったより売れてるな。
原作:稲垣理一郎とは?
稲垣理一郎は『アイシールド21』や『トリリオンゲーム』などの原作を担当し、過去には「ビッグコミックスピリッツ」で漫画家として活動していました。
癖のあるキャラクター性や、ドラマのある展開が魅力的だと個人的には思います。
「週刊少年ジャンプ」主催の「ストーリーキング第7回ネーム部門」に応募した『アイシールド21』が史上初の大賞を受賞したことにより、漫画原作者として専念することを決意したようです。
作画:Boichiとは?
Boichiは韓国出身の漫画家で、本名はパク・ムジク。少年漫画の作画は本作が初となるそうですが、韓国では1993年から漫画家として活躍。
代表作に『サンケンロック』があり、物理法則を考慮した肉体の描き方が高く評価されています。
とにかく絵が上手いわけですが、作風はアクションに限らず、ラブロマンスやSF作品など多岐に渡るのも特徴です。

デビュー作はまさかの少女漫画。
あらすじ
突如世界中に放たれた謎の光により、全人類は石化してしまった。
それから3,700年後に石化から解かれた高校生の石神千空は、遅れて回復した大木大樹と共に”石化の復活液”を開発する。
ある日、ライオンの群れに襲われた2人は危機から脱するために強大な武力を持つ獅子王司を復活させたが、彼は全人類を復活させる千空の計画に対して否定的で、人類の選別を提案する……。
『Dr.STONE』のメインキャラクターは?
豪華声優陣を揃えた本作は、かなり大所帯。
全員を紹介したいところですが、長くなってしまうのでメインキャラクターたちを厳選してご紹介します。
以前は敵対していた連中も第4期の開始時点では科学王国の戦力となっているので、もはや連合軍のようなものですね。
科学王国
©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
石神千空:小林裕介
本作の主人公。口癖は「唆るぜ、これは」。
筋金入りの科学オタクで、「科学は地道な探求」だと語り努力を惜しまない。
時に人としてのモラルに欠けるところもあるが、根は優しい人物。
大木大樹:古川慎
千空の幼馴染で親友。単細胞な熱血漢。
人一倍身体が丈夫で、力仕事には重宝している。
友人の小川杠に想いを寄せている。
小川 杠:市ノ瀬加那
千空と大樹の友人。口癖は「ワオ」。
手芸部に所属していて手先が器用なため、物づくりに活躍。要領がよく、感もいい。
浅霧 幻:河西健吾
マジシャン兼メンタリスト。元司帝国の一員。
表向きは軽薄な態度を取るが、用意周到で用心深い。口が上手く、交渉や潜入捜査が主な仕事。
コハク:沼倉愛美
紅一点の戦闘要員。石神村の住民。
姉想いの優しい娘だが、驚異的な戦闘力を持ち、クロムからは「メスゴリラ」と呼ばれたりする。
クロム:佐藤元
自称科学使い。口癖は「ヤベー!」。
石神村の住民で、科学を妖術と勘違いしていたが、千空に出会ってからは科学者として目覚ましい成長を見せている。
獅子王司:中村悠一
霊長類最強の男子高校生。
世界的に名の知れた格闘家で、ライオンを素手で仕留めるほどの戦闘力。選民思想を持ち、価値観の違いから千空と敵対する。
西園寺羽京:小野賢章
弓使い。元司帝国の戦闘員。
英語が堪能で、自衛官で潜水艦のソナーマンを務めていたことから聴覚が優れている。
協調性が高く、復活者同士の争いを好まない。
氷月:石田彰
貫流槍術の使い手。元司帝国の戦闘員。
司に次ぐ戦闘力の持ち主。司の選民思想には賛成しているが、部下を駒扱いするなど非常な一面を持つ。
七海 龍水:鈴木崚汰
遠洋航海船の船長。口癖は「はっはー!」。
七海財閥の御曹司で、リーダーの資質が高い。
この世のすべてが欲しいと語り、妥協を許さない姿勢がストーンワールドに革新をもたらす。
アメリカチーム
©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
ゼノ・ヒューストン・ウイングフィールド:野島健児
元NASAの天才科学者。口癖は「エレガント」。
千空にとって師匠のような存在で、彼と同じく自力復活を果たした人物。復活後は兵器開発に力を注いできた。
スタンリー・スナイダー:遊佐浩二
元アメリカ軍特殊部隊の隊長。ゼノの幼馴染。
重機や戦闘機を操るプロの軍人で、ゼノの目指す世界のために邪魔者はすべて排除する。
『Dr.STONE』の見どころ
科学を駆使したバトル
©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
本作は文明の失われた世界で、それらを復活させようと科学の力を駆使するお話。
千空の持つ膨大な知識と飽くなき探求心によって、原始の世界には存在し得ないものが爆誕していく様は非常にワクワクさせられます。
また、戦闘においても科学は大いに利用され、限られた素材や環境下で閃きを発揮しながらピンチを切り抜けていく展開は胸が熱くなります。

まぁ、普通に戦闘シーンも見応えありますけどね。
千空の戦闘能力はほとんどゼロに等しいですが、それでも相手と互角に戦うためのアイデアを捻り出すのが面白い。
実は閃きにおいてはクロムが非常に優秀で、千空の背を追いながら科学者として成長していく彼の姿を見るのも楽しみの一つかもしれません。
命がけの駆け引きと大バクチ
©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
復活液を利用し、石化の解けた人間が増えていくほど争いの種は増していくもの。
千空は向かう先々で争いごとに巻き込まれ、命を狙われたり、何度も死にかけたりしています。

実際、一回死んでるしな。
ピンチを切り抜ける展開はもちろんのこと、本作のもう一つの魅力的は、全面的な争いが起こる前に行われる心理戦です。
そこで最も大きな活躍を見せてくれるのが、メンタリストである浅霧幻。
彼が敵陣で命がけの駆け引きをしてくれるおかげで、科学王国は準備を整え、起死回生の一手を投じることができる。
幻は人間的にも非常に魅力のあるキャラで、本作にとってなくてはならない存在だと思います。
個性あふれるキャラクターたち
©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
個性的なキャラデザが目を惹く本作ですが、一人一人のキャラクター性もかなり濃い目に出来上がっています。
特徴的なのが口癖で、つい真似したくなる中毒性がありますね。
敵対していた勢力が徐々に味方になっていくのも王道の展開で面白いし、新しく入ったキャラたちの個性と個性のぶつかり合いがコメディとしても、ドラマとしても優秀。

何となく、「スパロボ」やってるときの気分に近いかもなぁ。
その時の状況に応じて戦力の割り振りが変わっていき、新たに組まれたキャラ同士の化学反応を見るのは楽しいです。
あらゆる人員を駆使し、「そう来たか!」と思わせるキャラの見せ場にも注目ですね。
『Dr.STONE』アニメ1期~3期をざっくり解説
2025年1月よりアニメ第4期の第1シーズンが放送され、7月からは第2シーズンが予定しています。
そこで第4期を楽しんで観るためにも、これまでの経緯を簡単にではありますが、説明しておきたいと思います。
ネタバレになりますので、第4期から観てみようという方のみお読みください。
第1期 「STONE WORLD」
全人類が石化した世界で自力復活を果たした千空は、その後復活した大樹と共に復活液を開発。
成り行きで復活させた獅子王司と価値観の違いから決別した千空は、彼の手によって命を落とします。
大樹と杠の活躍により見事に復活した千空は、司に復活を悟られぬよう石神村に辿り着くと、そこで「科学王国」の建設を目論みます。

偵察で送り込まれたゲンが、寝返って仲間になるわけです。
第2期 「STONE WARS」
石神村の住民と結束し、科学王国の建設を開始した千空ですが、司帝国の戦闘員である氷月が現れたことで彼の復活が司にバレてしまいます。
武力の司帝国と、科学王国の全面戦争。
科学の力を駆使した千空たちが辛くも勝利し、司帝国とは和解しますが、氷月の裏切りによって司は瀕死の重傷を負ってしまいます。
司を延命させるためコールドスリープ状態にした千空は、石化の効果を用いて彼の傷を治すことができるかもしれないと考え、石化現象の解明を目指します。
第3期 「Dr.STONE」
石化の謎を解くために南米大陸を目指すべく、外洋航海船を建造した千空たち。
船長として新たに復活させた七海龍水を仲間に加え、海に乗り出した科学王国の面々。
とある島に流れ着いた彼らは、島を独裁する勢力から突如として人間が石化する攻撃を受け、偵察隊で上陸していた千空ら数名を除き、乗組員はすべて石化してしまう。

敵は石化復活者ではなく、全人類が石化後に生き残った千空の父親たちが残した子孫の一部ですね。
石化装置の存在を知った千空は、それを使って司の傷を治すことができるのではないかと考え、奪取に動き出す。
諸悪の根源である敵の宰相イバラに勝利した彼らは、日本に帰還して司を復活させることに成功。
その過程で復活させた松風という人物から、石化装置が空から降ってきたことを聞いた千空。
全人類を石化させた人物・通称ホワイマンが月面にいるのではないかと推測を立てた彼は、ロケットを開発すべく世界の各地を巡って素材を集めることを計画する。
『Dr.STONE』原作漫画を読むには
原作はすでに完結している
『Dr.STONE』は2022年7月4日にコミック第26巻が発売され、週刊連載の最終回まで収録されています。
実は最終巻は第27巻なんですが、こちらは週刊連載を終えた後に発表されたものなので、合わせて読んでみるといいでしょう。
アニメの方は第4期(ファイナルシーズン)が7月で第2クールに入るので、いよいよ大詰めですね。
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『Dr.STONE』アニメの配信は?
いかがでしたか。
個人的にはいまいち注目が足りていないように思える本作ですが、一気見必至の作品なのでまだ観たことのない方はぜひ試してみてください。
癖になること間違いなしですよ。

取っつきにくい作品であることは認める。でも観て。
『Dr.STONE』アニメ予告編
アニメ第1期の予告編を紹介しておきます。
『Dr.STONE』アニメ配信情報
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本ページの情報は2025年6月現在のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
それでは、また。