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知る人ぞ知る名作!韓国ドラマ『ラケット少年団』のキャストは?

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知る人ぞ知る名作!韓国ドラマ『ラケット少年団』のキャストは?

本ページはプロモーションを含みます。

俺はユン・ヘガンだ。
パイヨミです。

さて。今回は韓国ドラマ『ラケット少年団』についてご紹介したいと思います。

タイトルに惹かれず、敬遠されがちな作品ですが、観てみるとこれが面白いし癒される。

少年たちの遣り取りは可愛らしく、笑いながら観ていると家族や村人たちとの絆に不意打ちで涙がポロリ

簡単に言うと、そんな作品ですね。

あらすじや見どころなどを載せているので、興味のある方はご視聴前にぜひご一読ください。

それでは、どうぞ。

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『ラケット少年団』とは

作品の概要

『ラケット少年団』は韓国のテレビ放送局SBSで放送されたスポーツ青春ドラマです。

話数:全16話
放送期間:2021年5月31日~8月9日

演出:チョ・ヨングァン、アン・ジョンヨン
脚本:チョン・ボフン

本作の脚本は”賢い生活シリーズ”『刑務所のルールブック』を担当したチョン・ボフン。ほのぼのとした雰囲気が特徴の作品となっています。

コミカルだけど、時々泣けるんだよね。

決して大ヒット作とは言えませんが、韓国のネット上で密かに囁かれているのは、「観る人は少ないが、観始めた人が途中でやめたという話は聞かない」ということです。

それほどに完成度が高く、非の打ち所がない作品だったと思います。

あらすじ

中学三年生のユン・ヘガンはプロ野球選手を目指していたが、父の経済的都合でソウルから田舎の学校に転校を余儀なくされた。
すぐにまた野球をしたいと願うヘガンだったが、父がコーチとして再就職したバドミントン部はすでに廃部寸前。彼らの窮地を救うため、過去にバドミントンの天才と呼ばれていたヘガンは、再びラケットを握る……。

『ラケット少年団』はこちら

キャスト紹介

海南ヘナム西中学校

ユン・ヒョンジョン:キム・サンギョン

ヘガンの父。元バドミントン選手。
ジョークが好きなお人好し。時にだらしない。
友人の借金の肩代わりをしたせいで生活が苦しくなり、コーチの職を引き受けることになった。

ペ監督:シン・ジョングン

バドミントン部の監督。
無気力な体育教師で穏やかな印象だが、チームが一つであることを大事にしており、それが守られない時には厳しい口調で指導する。

ユン・ヘガン:タン・ジュンサン

本作の主人公。ヒョンジョンとヨンジャの息子。
幼少期はバドミントンの天才と呼ばれていたが、事情により野球に転向していた。

『愛の不時着』で演じたクム・ウンドンに比べると気が強くて自信家ですね。そこがまた可愛い。

パン・ユンダム:ソン・サンヨン

3年生のキャプテン。パン屋の息子。
イケメン担当で、SNS中毒。ヘガンが転校してくるまでは部のエースだった。

ナ・ウチャン:チェ・ヒョヌク

3年生。後輩に優しく、ヒップホップが好き。
守備力は高いが、中学からバドミントンを始めたので実力は後輩のヨンテに少し劣る。

イ・ヨンテ:キム・ガンフン

2年生。お調子者の最年少。
バドミントン選手イ・ヨンデを崇拝しており、服装からプレースタイルまで完コピしている。

チョン・インソル:キム・ミンギ

3年生の生徒会長。全羅南道で1位の成績。
運動なんて馬鹿げていると思っていたが、自身も気晴らしにするうちにハマってしまった。

海南ヘナム第一女子中学校

ラ・ヨンジャ:オ・ナラ

ヘガンの母。元金メダリスト。
セユンの実力にいち早く目をつけ、現在は全国1位の海南第一女子中学校でコーチをしている。

ハン・セユン:イ・ジェイン

3年生で絶対的エース。努力型の天才。
全中で圧倒的な実力を持ち、負け知らず。ストイックで非常に負けず嫌いな性格をしている。

イ・ハンソル:イ・ジウォン

3年生。セユンとはダブルスの相棒。
芸能やお洒落が好き。実力は全国クラスだが、セユンに比べるとかなり見劣りがする。

『ラケット少年団』はこちら

人物相関図

両親はバドミントン部のコーチ

ヘガンの両親は揃って元バドミントン選手で、現在はコーチの職に就いている。

職場の都合でヨンジャはこれまで別居状態にあったが、ヒョンジョンが海南に転勤したことでまた一緒に暮らせるようになった。

また、バドミントン部の部員たちは男女共に寮が工事に入ったため、ヨンダム、ウチャン、ヨンテ、セユン、ハンソルの5名がヘガンの家で同居することになる。

一緒に暮らす展開がもう青春してる感じ。結構な大所帯だが……。

物語の半分は村の出来事

ヘガンたちの越してきた海南には、癖の強い村人たちが住んでいます。

物語のおよそ半分は、村人たちの日常を描いていると言っても過言ではありません。

以下に、村人たちをご紹介します

ホン村長(人物相関図:左)

誰よりも村のことを大切に思う人物。
農作業に従事。温厚な印象だが、怒ると……。

老夫婦(人物相関図:村長の右)

お婆ちゃんは気難しそうに見えて優しい人。ヘガンたちをよくもてなしてくれる。
お爺ちゃんは耳が遠く、あまり聞こえていない。

都会の夫婦(人物相関図:老夫婦の右)

結婚10年目の夫婦。都会の暮らしに嫌気が差して帰農。何やら複雑な事情を抱えており、村人たちと交流を持とうとしない。

シン・ソンヒとその母

シンは警戒心が強く、都会の人を嫌っている。
シンの母は過去に起きたとある出来事から、言葉が話せなくなった。

本作はカメオ出演が豊富で、あらゆる有名人が登場しますよ。

『ラケット少年団』はこちら

作品の見どころ

少年たちの成長物語

底辺からのスタート

本作はバドミントンを通じて少年少女が夢を描き、友情を育み、恋をする物語。

廃部寸前のバドミントン部は人数不足で大会の出場も危うい状況。

部員たちには負けん気が感じられず、成り行きでバドミントン部の助っ人になったヘガンはもちろんやる気ゼロ。

そんな彼らが徐々に本気で大会の優勝を目指して努力し、衝突しながらも絆を深めていく様はとても胸が熱くなります。

みんなでわいわい戯れる姿には中学生らしさが感じられて、とっても可愛いのよ。

主人公のキャラが可愛い

主人公のヘガンは、自信家で喧嘩っ早い。

彼の素直じゃない性格が非常にユニークで、初めは気乗りしなかった共同生活の中で不器用ながら友人を思う姿が可愛らしくもあり、優しさに溢れた素敵な人物だと思いました。

偉そうな口を叩くわりに、ブランクがあるため結構負けるのがリアルで良かったと思います。

好きな人には妙に紳士的なのが、ちょっとウケる。

過去を省みる大人たち

バドミントンに限らず、スポーツ関係の部活は上下関係に厳しいところが多い。

特にヒョンジョンの現役時代は先輩やコーチからの暴言や暴力が日常茶飯事で、そんな彼らが大人になった今、指導方針や生徒たちとの関係値をどのように築いていくのかという悩みもまた、見どころの一つです。

本作は韓国ドラマでよく見られる社会問題の題材も取り扱っており、実際に起きた過去の問題や体制について大人たちが回顧し、決して同じことが起こらないように決意する姿は格好良くもありました。

本作が単なる少年たちの”スポ根ドラマ”にならずに済んでいるのは、こういった大人目線のストーリーも描かれているからかもしれません。

ヒョンジョンは昔から優しく、後輩に暴力を振るったこともない。そんな彼の人柄は時に魅力的に感じられました。

互いに支え合う村人たち

村人たちの活躍も、本作では欠かせません。

彼らはバドミントン部の存続や成長に直接的な関りを持つわけではありませんが、この線分けが逆に良かったと思います。

村に暮らす人々がそれぞれに抱える悩み、さらに都会から来た夫婦が持つ問題など、他者との交わりを持つことで少しずつ問題を解決に導く物語は子供達にはない重みが感じられ、涙腺を刺激する内容となっています。

少年たちと並行して、大人たちも成長しているわけですね。

「田舎の人は温かい」だとか、そんな一言で片づけるような内容ではなく、きちんと鬱陶しくて、それでいて情に厚い。

田舎暮らしには不自由さや人付き合いの億劫さが付きもの。けれど、互いに助け合いながら生きていることもまた事実。

村での暮らしを美化せず、良くも悪くもディティールを描いているところが一番の魅力かもしれません。

『ラケット少年団』はこちら

『ラケット少年団』韓国ドラマの配信は?

いかがでしたか。

全16話と相変わらず韓国ドラマは最終話までが長い道のりですが、本作は途中で飽きることなく観ることができました。

スポ根とコメディとヒューマンドラマの割合が、ちょうどいいんですよね。

難しい内容でもないので、お茶の間で気軽に観ていくのがおすすめですよ。

『ラケット少年団』ドラマ予告編

予告編を紹介しておきます。

『ラケット少年団』ドラマ配信情報

おすすめの動画配信サービス

2025年6月現在、『ラケット少年団』はNetflixにて独占配信中です。

この機会に試してみてはいかがですか?

本作が好きな人におすすめ

『ばらかもん』

少年たちではありませんが、田舎に暮らす人々との交流、癒し、成長という点から『ばらかもん』がおすすめできると思います。

主人公は少年の心を持った大人。笑いあり、感動ありですよ。

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『ばらかもん』の原作を無料で試し読み

本ページの情報は2025年6月現在のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

それでは、また。

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