『バックトゥザフューチャー』のあらすじは?個性豊かなキャストが勢揃い。

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ヘビーだね。パイヨミです。

レトロシーズ第1弾!
面白いものは、誰かに伝えたい。いや、伝えなければならない。
皆さんはレトロって響き、お好きですか?

時間旅行の恐ろしさを、あなたはまだ知らない。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とは

作品の概要

1985年公開のアメリカ映画。
ジャンル : SF
監督 : ロバート・ゼメキス
製作総指揮 : スティーブン・スピルバーグ

主なキャスト
マーティ・マクフライ : マイケル・J・フォックス
エメット・ブラウン博士(通称:ドク) : クリストファー・ロイド
ビフ・タネン : トーマス・F・ウィルソン
ロレイン・ベインズ・マクフライ : リー・トンプソン
ジョージ・マクフライ : クリスピン・グローヴァー
ジェニファー・パーカー : クローディア・ウェルズ

1985年の全世界における最高の興行収入を記録したほか、アカデミー賞、サターン賞、ヒューゴー賞など数々の賞を受賞した超大作です。

当時の私はそんな有名作とも知らず、何となく選んで、何となくレンタルしましたが、一度見始めると止まりませんでした。

こんな方におすすめ

・タイムトラベルものが好き
・ロバート・ゼメキス作品が好き
・自分に自信が持ちたい

あらすじ
友人の科学者・ドクが発明したタイムマシンの実験に立ち会ったマーティ。
実験は見事に成功しますが、燃料源のプルトニウムを調達するために騙したリビアの過激派に襲撃され、ドクは命を落としてしまう。
その場から逃れるべくタイムマシンに乗り込んだマーティは、誤って次元転移装置を起動、気づけば現代から30年前の1955年にタイムスリップしていた。
若き日の母親に遭遇したことで、未来の自身の存在が危うくなったマーティは、過去の歴史を修正すべく動き出すが、そこには様々なトラブルが待ち構えていた……。

全3シリーズで完結

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』はpart1からpart3までの全3シリーズが製作され、それらすべての物語を繋いでようやく1つの作品が出来上がります。

1作目と2作目の幕引きはどちらも次回作へ続く展開となり、すぐにでも続きが観たくてたまらない仕様になっているんです。

小学生の頃、休日にレンタルショップに赴いた私は、どうせならと思い3作同時に借りてきました。

家族と一緒に鑑賞し始めましたが、あまりの面白さにpart2まで一気見してしまい、続けてpart3のビデオテープを手に取ったところで母親に止められた経験もまた、懐かしい思い出です。

インパクトのある登場キャラ

登場キャラクターはどれも個性的で、台詞の遣り取りも軽快。
子供の頃は、この作品に出てくるアメリカンジョークがたまらなく好きでしたね。

マーティ・マクフライ

主演のマーティには、コメディセンスに定評のあるマイケル・J・フォックス。

エミー賞のコメディー部門主演男優賞を計4回も受賞しているこの人は、身長が163cmとハリウッドスターの中では小柄な方ですが、演技には華があり、その存在感には見ている人を惹きつけるところがあります

彼なくしてこの作品は決して成り立たなかったでしょう。

調べによると、ドラマ『ファミリータイズ』に出演中でスケジュールが合わず、一度は別のキャストに決まったようですが、ドクとの掛け合いが上手くいかず、再度声を掛けたところタイミングが合い、出演に至ったようです。

マーティという男は非常にプライドが高く、相手に舐められたままではいられない性分の持ち主。背の低い彼だからこそ、強大な相手に立ち向かっていく姿勢がより際立って描かれ、コミカルな演出の中にもドラマ性を帯びることに成功したのかもしれません。

エメット・ブラウン(ドク)

作中で特に強烈な印象を受けたのが、科学者のドクことエメット・ブラウン博士。

ボサボサの白髪に見開いた瞳。見た目のインパクトもさることながら動きも全体的に激しめで、興奮しながら天を仰ぐシーンがよく見られます。

夢に向かって突き進む活力が凄まじい人で、笑顔がとっても素敵なんですよね。

物語上では変人の科学者という設定になっていますが、”これこそが変人だ!”と思わせてくれる存在で、早口、大声、せっかちなど、変なやつのすべてを兼ね備えているんじゃないかと思わされます。

また、過去と未来で容姿に全く変化が見られず、Part2の際には本人曰く未来で若返りの整形手術を施したらしいんですが、全く変わらないというギャグには思わず笑ってしまいます。

ビフ・タネン

忘れてはならないのが、マーティの天敵とも呼べるビフ・タネンの存在。

両親の同級生であり、ロレインを我が物にしようとしつこくつきまとっている男ですが、こいつがまた屈強かつずる賢い奴で、シリーズを通して何度もマーティを苦しめることになります。

雰囲気としてはアメリカのハイスクールを舞台にした作品ではよく見かけるタイプの男ですね。外見も中身も非常にマッチョな奴です。

学力が低く、素行も悪い。先生からはいつもお叱りを受けていますが、自頭は良くできており、生存本能が働いてなかなか思うように負かすことができません。

役を演じたトーマス・F・ウィルソンは身長が189cmもあり、マーティとの身長差をかなり感じましたが、実は別の方がマーティ役に決まった際に身長差が縮まらないよう急遽抜擢されたらしいです。

マイケルの出演が決まってからもビフの役はそのまま続投になったので、マーティとの身長差が恐ろしくあるという現象が起きたんですね。

彼は体つきも良く、顔も強面なので、結果的に身長差も含めてビフにぴったりの配役となったように思います。

毎度マーティとのいざこざの末に肥料に頭から突っ込む羽目になるんですが、あれは苦しそうだし臭そうだなぁと、子供心に思った記憶がありますね。

ちなみにpart2の未来の世界ではビフが一時成功者として描写されますが、その際の住まいや彼の容姿はトランプ前大統領をモデルにしていたようです。

コミカル × ドラマチック

この作品は冒頭から友人の死を目の当たりにし、お話の内容も”自身の存在消滅の阻止”という点から、一見してヘビーなものに思えますが、そんな深刻な状況ですらどこか笑えてしまう演出が随所に施されています。

お笑い担当はドクのように見せかけて、マーティも変装服のセンスが致命的だったり、ダースベイダーのフリをして父親をその気にさせたりと結構面白いことやってました。

全体的にイカれたキャラが多いので(褒めてます)、誰と誰が関わるにしても確実にひと笑いは起こしてくれます。

ですが、コメディ要素はきちんとスパイス程度に収めつつ、後半に行くにつれてハラハラさせられる展開がまた、たまらなく面白いんです。

また今作はタイムトラベルというSF作品でありながら、理論や仕掛けにばかり捉われておらず、人の心を扱うドラマ性があるのも高い評価につながっているのだと思います。

自分に自信を持つことができないマーティの父、ジョージ・マクフライ。そんな彼の姿を見つめるマーティもまた、現代では自身の能力が周囲から認められず、落ちこぼれ扱いを受けて苦しんでいました。

そんな彼らが互いに勇気を奮い立たせ、困難に立ち向かう姿は正直しびれます。

キャストの掛け合いもさることながら、ストーリーの秀逸さ、ドラマ性、コミカルな演出と三拍子揃った今作は、やはり娯楽映画として優秀な作品です。

まとめ

いかがでしたか。

今回は主にpart1についての紹介となりましたが、全シリーズとも素晴らしい作品なので、また別の機会にでも語り尽くしたいと思います。

予告編

予告編を紹介しておきます。

配信情報

2024年4月現在の情報となります。

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は上記以外にも複数のサブスクで配信されているようなので、気になる方はぜひ登録してみてください。

それでは、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。

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