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アニメ『サマータイムレンダ』キャラの声優は?あらすじや漫画情報も!

2025-10-07

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アニメ『サマータイムレンダ』キャラの声優は?あらすじや漫画情報も!

2025-10-07

本ページはプロモーションを含みます。

これが私のエンディング。
パイヨミです。

さて。今回はアニメ『サマータイムレンダ』をご紹介したいと思います。

できれば夏の間に紹介したい作品でしたが、もう完全に秋ですね。

以前に鑑賞して面白かったので、記事作成のために再び全話見直しましたが、やはりよく練られた作品でした。

あらすじや見どころを載せているので、未視聴の方は参考にしていただければと思います。

それでは、どうぞ。

『サマータイムレンダ』とは

原作は少年ジャンプ+

『サマータイムレンダ』は2017年10月23日から2021年2月1日まで『少年ジャンプ+』にて連載されたSFサスペンスです。

アニメ版は2022年4月15日から9月30日まで連続2クールで放送されました。

全25話
原作:田中靖規

和歌山県の日都ヶ島で”影が本人になり替わる”恐ろしい現象が発覚し、主人公がタイムリープして危機を救うお話。

累計閲覧数が約1億5,000万回を突破した、まさしく代表作とも呼べる作品ですね。

本作は『赤マルジャンプ』で2008年に読み切り掲載された『ジャメヴ』をベースにアップデートしたもので、原作者の故郷であることから和歌山県を舞台に設定したようです。

舞台設定の決め手は、同郷の小西克幸が打ち上げの席で提案したのがきっかけだとか。

原作者はゲームが大好き

原作者の田中靖規は、2002年に『獏』で「第39回 天下一漫画賞」の佳作を受賞してデビュー。

『ジョジョ』シリーズでも有名な荒木飛呂彦先生のもとでアシスタントを務めた経験があり、そこで漫画に関しての知識や技術を多く学び取ったようです。

また、田中靖規はかなりのゲームファンであることを公言しています。

ゲーム原作のメディアミックス作品にも参加していますし、オリジナル作品の連載も能力などを用いたゲーム性の高い作品が多い傾向にあり、『サマータイムレンダ』もそのうちの一つと言えるでしょう。

攻略した際の高揚感や戦闘に有用なスキルのアイデアなど、完全に趣味が生きた結果と言えます。

連載しながら数か月間でゲームを10本もクリアしたらしいけど、こりゃ相当のフリークだね。

あらすじ

幼馴染である小舟潮の葬儀のため2年ぶりに故郷の和歌山県・日都ヶ島に帰ってきた網代慎平は、彼女の死に不可解な点を発見。
そんな折、自分そっくりの影を見たものは死ぬという噂や、島民が消失する事件を耳にした慎平は、事件の真相を追ううちに影に遭遇してしまう。
潮の妹・澪の姿をした影に殺害されたはずの慎平は、気づけば時を遡っていた……。

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『サマータイムレンダ』アニメの声優は?

主要キャラクター

網代慎平:花江夏樹

過去に事故で両親を亡くし、小舟家で潮や澪とは兄弟のように育った。中学を卒業後は上京していたが、潮の葬儀のために帰郷。
島に向かう途中でタイムリープ能力が目覚め、自身の死をトリガーとして発動する。

小舟 潮:永瀬アンナ

慎平とは義理の兄弟で、相談もせずに上京したことに腹を立てている。
本人はすでに亡くなっているが、影の存在であるウシオが記憶を失った状態で登場。高い戦闘能力と、慎平の時間遡行に追従するタイムトラベル能力を有している。

小舟 澪:白砂沙帆

潮の妹。潮とは対照的な見た目をしており、そんな自分にコンプレックスを抱いている。
義理兄の慎平に恋心を抱いている。

影澪の方が存在としては魅力があるよね。澪の本性を剥き出しにした感じで。

菱形 窓:小野賢章

慎平の幼馴染で、島唯一の病院「菱形医院」の長男。潮の事故に遭遇し、救えなかったことを悔やんでいる。妹の澪に恋心を抱いている。

菱形朱鷺子:河瀬茉希

窓の妹。澪の幼馴染で親友。
頭脳明晰だが身体が弱い。何やら影のことで隠し事をしている様子。

南方ひづる:日笠陽子

小説家・南雲竜之介として執筆活動を行っている女性。長年島から離れて暮らしていたが、ボイスレコーダーに録音されたとあるメッセージを聞いて14年ぶりに帰郷。影と戦うための知識と戦力を有している。

基本武器がスレッジハンマーってところが武骨な感じでいいよね。

根津銀次郎:浦山迅

日都ヶ島に住む漁師。ひづるの協力者で、影の存在について以前から知っている。猟銃を用いた正確なスナイピングで影を葬り、影の動きを封じる改造ネイルガンも所持している。

発案者の小西克幸も出演

本作には和歌山を舞台に提案した小西克幸のほか、名前の知れた有名な声優が他にも数多く出演しています!

以下に一部をご紹介していきます。

雁切真砂人:小西克幸

日都神社の宮司。島の祭祀を取り仕切っている。
物腰が柔らかく、お喋り。

小早川しおり:釘宮理恵

小学3年生の女児で、両親はスーパー「コバマート」を経営。海で溺れたところを潮に助けられ、その際に潮は死亡。事故のショックで口がきけなくなっている。

南方竜之介:三瓶由布子

ひづるの弟で、準一卵性双生児。14年前にとある事件で亡くなっているが、その際に人格だけがひづるの中に入り込み、現在は二重人格のような状態となっている。

菱形青銅:大塚明夫

窓と朱鷺子の父親で、島唯一の病院である「菱形医院」の院長。厳格な雰囲気だが、何やら影と繋がりがある様子。

小舟アラン:玄田哲章

潮と澪の父親で、レストラン「洋食コフネ」の店主。フランス出身で、妻の琴子は澪の出産の際に亡くなっている。慎平の里親として彼を大事に思っている。

『サマータイムレンダ』の見どころ

計算されたストーリー

ループの度に変化する

本作の魅力は、”ドッペルゲンガー×ループ”という組み合わせ。

序盤から潮の不自然な事故死と影の存在を示唆する不穏な空気、銃や包丁を片手に無表情で殺害におよぶ澪がとにかく怖い作品という印象を受けますが、本作は単なるホラー作品では終わらない。

ループすることで謎解き要素や事件解決に向けた攻略の楽しみが生まれ、見事にSFサスペンスというジャンルに練り上げている。

さらに考えられているのは、主人公がループを経験する度に状況が変化しているということ。

これは敵対勢力にもループに対応する能力があることに起因するが、それによって敵側も主人公に対抗する機会を得られ、予期せぬ危機的な状況を幾度となく経験し、それを乗り越えるドラマを描くことに成功している。

本作のレビューを見ていくと、「ループの回数が多すぎてダレる」というマイナス評価を目にしましたが、常に相手から対応される状況下で行われる繰り返しにはむしろ、緊張感があって面白いと私は感じました。

自分の影に思考を先読みされるのはしんどいよね。

タイムリミットの設定

たとえ相手が対応してくるとはいえ、永遠にループを繰り返すことができるなら、それこそダレる。

リゼロみたいに精神的なダメージで詰んだ雰囲気を出すほかない。

そんな逃げ場を奪うのが、本作のストイックなところ。

主人公のループは定められた地点に戻る能力ではなく、一定時間を巻き戻ることができるという不完全なもの。

巻き戻る時間はループする度に短くなっていき、それが尽きるといずれはループができなくなる

途中でそれに気づいた敵側は主人公をループできなくなるまで追い込もうとしますが、主人公側も仲間と協力しつつ間一髪のところで食らいついていくのがハラハラして目が離せなくなるわけです。

戦略性のあるバトル

前述のようにあらゆる状況を読み解き、知略による戦いを繰り広げるのも本作の魅力ですが、さらに盛り上がる要素はド派手なバトル。

敵側の正体を見抜いた後半においては、完全にバトルものに転換していきます。

きちんとしたホラーやサスペンスドラマを求めている方にはあまりウケが良くなかったようですが、本作はあくまでも漫画なので、ビジュアル的な楽しさが盛り込まれているのは非常に良いと私は感じました。

影は人間よりも戦闘能力が高く、普通の人間なら太刀打ちできない。

そんな影の戦力を味方側に取り込んだり、そもそも人間と影の人格を切り替えて戦える人がいたり、2秒先の未来を見る目を持っていたり、散りばめられたSF要素を総動員して挑む戦いが面白くないわけがない。

能力の継承とかも王道だけど熱いよなぁ。

敵側の主力であるシデは戦闘能力も頭脳もずば抜けていて、主人公を絶望的な状況へと何度も突き落としますが、彼の対応能力の高さはバトルものとしては新鮮に感じました。

原作者である田中靖規のインタビュー記事を読んだところ、「悪役を描くのが楽しい」という記述が印象的でした。

普通は敵側の最大戦力を想定し、主人公たちがどう立ち回れば攻略できるか考えていくものだと思います。

ですが田中先生は主人公に対してもその思考を同様に用い、いかにして互いを倒すかという攻略合戦をゲーム感覚で行っているからこそ、対応力の高い難敵が誕生したんでしょうね。

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『サマータイムレンダ』の残念な点

設定がやや難解

見どころを読めばすでにお分かりかもしれませんが、本作は設定が細かく、展開も複雑です。

ストーリー展開や謎解きを考察しながら見るタイプの人には非常に楽しめる作品となっているので、見応えを感じられますが、気楽に流し見していると途中から何が何だか分からないまま熱いバトルに展開し、置いてけぼりを食らうことになるでしょう。

感情移入できないバトルほど見ていて冷めるものはありませんので、思考をフル稼働して一気見していただくのが本作の鑑賞方法としてはおすすめです。

見終わった後にどっと疲れるけどね。

あと個人的に気になったのは、主人公の網代慎平が銃を扱うことや自ら死を選ぶことに順応するのがちょっと早すぎるかなという点でした。

一般人として生きてきたわりに肝が据わり過ぎているところは少年漫画らしくもあり、許容して見ていましたが、その辺りはシュタゲの岡倫の方がやっぱり良かったですね。

ヘタレ具合と、恐怖心や葛藤と、それに打ち勝つ勇気、的な。

『サマータイムレンダ』の原作を読むには?

原作はすでに完結している

『サマータイムレンダ』は2021年4月2日にコミック第13巻が発売され、物語が完結しています。

各巻のサブタイトルがアニメ版のサブタイトルにも反映されていますね。

個人的には伏線の回収やすっきりとした納得のいくラストとなっており、鑑賞後の気持ちも穏やかでした。

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『サマータイムレンダ2026 未然事故物件』

『サマータイムレンダ』の未来を描くスピンオフ作品『サマータイムレンダ2026 未然事故物件』が2022年7月4日に発売されています。

こちらは南方ひづるの姪、南方波稲が上京して事故物件に住む話となっています。

『サマータイムレンダ2026 小説家・南雲竜之介の異聞百景』

半田畔による小説『サマータイムレンダ2026 小説家・南雲竜之介の異聞百景』も2022年10月4日に発売されています。

こちらも南方ひづると南方波稲が奇妙な事件に遭遇するお話ですね。興味がある方はぜひ!

『サマータイムレンダ』アニメの配信は?

いかがでしたか。

見る人によっては賛否両論の作品なのかなと記事を書きながら思いましたが、考察も熱いバトルも両方好きな私には最高の組み合わせでした。

「全25話は長い」という意見を見ましたが、あれだけのギミックを25話に盛り込めたのはむしろ凄いと思うけどなぁ。

『サマータイムレンダ』アニメ予告編

予告編を紹介しておきます。

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本ページの情報は2025年10月現在のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

それでは、また。

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