本ページはプロモーションを含みます。
良き旅を。
パイヨミです。
さて。今回はドラマ『イクサガミ』をご紹介したいと思います。
主演がプロデュースまで手掛ける作品は最近どこかで似たようなものを見た気もしますが、あれは記憶から抹消するとして……。
Netflixシリーズで配信されるドラマはこれまで不発に終わっているものが多い印象です。
どれどれ今回の作品はというと、見事な演出となっていました!
作品のあらすじや見どころを解説していくので、未視聴の方は参考にしていただければと思います。
それでは、どうぞ。
※この記事はネタバレを含みますので、ご注意ください。
ドラマ『イクサガミ』とは
原作は直木賞作家の小説
ⓒNetflix
ドラマ『イクサガミ』は2025年11月13日よりNetflixにて配信されたドラマです。
腕に自信のある武道家たちが集められ、賞金を懸けてサバイバルバトルを繰り広げるデスゲーム。
出場者が集められた京都・天龍寺は、セットじゃないらしい。
彼らは何のために殺し合い、東京を目指すよう言われたのか。蠱毒(こどく)の真の目的は……?
単なるアクションものではなく、考察しがいのある物語構成も魅力です。
話数:全6話
監督:藤井道人/山口健人/山本透
脚本:藤井道人/山口健人/八代理沙
プロデューサー・アクションプランナー:岡田准一
原作:今村翔吾
原作は『塞王の楯』で直木賞を受賞した今村翔吾による同名小説で、本作では「楽天Kobo電子書籍Award 2024」で時代小説部門大賞を受賞。
小説、webドラマ、コミカライズなど幅広いメディアミックスがされています。
原作とドラマ版では設定に少し違いがあるようですね。よりドラマチックに仕上がってます。
あらすじ
明治十一年、侍の存在価値が失われた時代に家族でひっそり暮らしていた剣客・嵯峨愁二郎は、疫病の流行で薬を買うためのお金を必要としていた。
そんな折、京都・天龍寺で開催される武道大会で優勝者が大金を手にできると知った愁二郎は出場を決意するが、そこで始まった「蠱毒(こどく)」という催しは、参加者同士がその命を奪い合いながら東京を目指すという趣旨のものだった……。
蠱毒(こどく)のルールを解説
ⓒNetflix
嵯峨愁二郎が参加することになった蠱毒は、簡単に言うと京都・天龍寺から東京を目指す遊び。
その過程で七つの関所を通過することを義務付けられており、さらに関所を通過する条件は定められた点数を所持していること。
参加者には開始時にそれぞれ木札が配られており、一枚が一点という扱い。
つまり関所を通過するには、他の参加者から木札を奪う必要があるわけで……。
口外禁止、途中離脱禁止と厳しいルールを課され、銃を持った連中から常に監視される状況下で、時代遅れの侍たちは殺し合いをしながら長い旅路を繰り広げるわけです。
何だか、スティーブンキングの『死のロングウォーク』を思い出しました。
ドラマ『イクサガミ』のキャストは?
ⓒNetflix
豪華俳優陣が集結!
プロデューサーの岡田准一が自らキャスティングまで手掛けたという話を耳にしましたが、かなりの豪華キャストで予算の潤沢さを感じます。
主要キャラクター
嵯峨愁二郎: 岡田准一
香月双葉:藤﨑ゆみあ
衣笠彩八:清原果耶
柘植響陣:東出昌大
カムイコチャ:染谷将太
菊臣右京:玉木宏
貫地谷無骨:伊藤英明
岡部幻刀斎:阿部寛
化野四蔵:早乙女太一
祇園三助:遠藤雄弥
蹴上甚六:岡崎体育
狭山進之介:城桧吏
個人的には染谷さんのカムイコチャ似合いすぎだろって感じ。
蠱毒(こどく)の主催者
槐(えんじゅ):二宮和也
櫻(さくら):淵上泰史
明治政府関係者
大久保利通:井浦新
前島密:田中哲司
川路利良:濱田岳
安藤神兵衛:山田孝之
その他のキャスト
嵯峨志乃:吉岡里帆
天明刀弥:横浜流星
人物相関図
ⓒNetflix
命懸けの遊び"蠱毒"
それぞれに異なる目的で集まった"蠱毒"の参加者たち。
嵯峨愁二郎は天龍寺にて成り行きで命を救った香月双葉の面倒を見ながら、行動を共にするようになります。
他の参加者も過去に因縁を持つ者、同盟関係を持ちかける者、敵味方構わず刀を振りまわす者など思惑は様々で、それぞれの関係性にも注目です。
阿部寛の演じる幻刀斎はマジで怖すぎ。あの人が登場してる時だけホラー映画みたいだったわ。
蠱毒の運営者とそれを探る者たち
蠱毒の運営側は全体的に謎多き存在ばかり。四大財閥から資金援助を受けて管理運営を行っていますが、主催は一体誰なのか。
素性の分からない存在については、今後どのような動きを見せてくれるのか期待です。
政府側は蠱毒(こどく)が開催されたという情報を耳にし、その目的や実態について探りを入れていきます。
山田孝之は”正しい使い方”をされたようですね。
ドラマ『イクサガミ』の見どころ
洗練されたアクション
ⓒNetflix
多彩なカメラワーク
本作はアクションの見せ方にあらゆる工夫が施され、観ている側としては非常に楽しめました。
冒頭の戦場シーンをワンカット風(編集点は2か所なのかなぁ)に描いたところから一気に引き込まれ、その後の戦闘でもあっと驚かされる演出が盛りだくさん。
俯瞰、足元、手持ちで長回し、キャラからキャラへのカメラの視点移動など、「凝ってるなぁ」と驚きの連続で、わくわくが止まりません。
侍というにはあまりに躍動感にあふれ、全体的にゲームを思わせるような軽やかで優雅な立ち回り演出が光り、乱闘を繰り広げるシーンで主要キャラたちが入れ替わり立ち替わりカメラの前に現れて敵を屠っていくのは素晴らしかった。
敵が棚にぶつかる場面をすり抜けてそのまま撮影していったのは、ジャッキー映画みたいだった。
あらゆる武術を披露する岡田准一
特に戦闘で魅了してくれたのは、アクションプランナーも兼任している岡田准一。
大人数での太刀筋ももちろんのこと、一対一のバトルに際しても殺陣が格好良すぎるわけで。
さらに終盤で行われる強敵との戦闘では刀ばかりか槍や鎖鎌などあらゆる武器を使いこなす場面を見せてくれ、どれほど修練を積んだのだろうかと思わされる熟練の武器捌きには感服しました。
他にもカムイコチャの弓術、柘植響陣の手裏剣の扱い、貫地谷無骨の荒っぽい大剣使い、菊臣右京のお手本のような剣術、岡部幻刀斎の居合、化野四蔵の変幻自在の京八流剣技など、見逃せないアクションは数知れず。
キャストの皆さんは相当に練習したんじゃないか?
濃縮された演出
ⓒNetflix
過去回想の導入がおしゃれ
本作は主に蠱毒の物語を進行させながら、時おり主要キャラの過去回想を挟む構成になっていますが、導入がとってもおしゃれでしたね。
まるで海外ドラマを思わせる雰囲気で、個人的には『LOST』が脳裏に思い浮かびました。
主に戦闘シーンを重視しながら、コンパクトにまとめたインサートで無駄のない見せ方。ここまでぎゅっと濃縮したような作りにするには相当頭を悩ませたのではないかと思います。
それでいてオリジナル要素を散りばめているあたり、貪欲ですねぇ。
メインキャラの個性が光る!
あらゆる武器を駆使して蠱毒に命を懸ける侍や忍などの武道の達人たちはどれも個性が豊かで、この人とこの人が出会うとどのような化学反応が起きるのかと期待させられる。
東出昌大の演じた柘植響陣が高身長のくせして忍って設定は、斬新で良かったですね。普通は小柄な人が想定されそうなものですが。
そんな大物たちが集うなか、武力を用いずに参加者たちを思わず圧倒する演技を見せてくれたのは、やはり二宮和也ですね。
ひょろっとして戦ったら絶対に弱そうなのは確かなのに、鋭い眼光、奇妙な空気感と一瞬で人心を掌握する威圧感を吐き出し、少ない出番ながら存在感を示してくれました。
戦うのを不安がっていた二宮ですが、岡田からは喋ってるだけでいいからと言われて安心したよう。
ドラマ『イクサガミ』の残念な点
以下はネタバレを多く含む内容となります。
未視聴の方はご注意ください。
全6エピソードという短さ
ⓒNetflix
全6話という、ドラマとしては比較的短い尺で描かれた本作。
無駄を省いて、それでいて分かりやすく、見せ場もはっきりとした良い作品でしたが、これだけの豪華キャストを用いながらあまりにあっさりと退場になったキャラクターなどもいて、そのあたりが詳しく描かれなかったのが残念でした。
原作ではもう少し一人一人の背景事情が詳しく描かれており、蠱毒からの失格を余儀なくされる場面ではより感情移入ができる仕様になっているので、ドラマ版ももう少し深掘りできればさらに磨きのかかった名作になったかなと。
菊臣右京は玉木宏がめっちゃ格好良かったのに、早々に脱落なんて残念すぎた。
ドラマ『イクサガミ』の原作を読むには?
シリーズで発売中!
ドラマ『イクサガミ』は、直木賞作家の今村翔吾が書いた同名の時代小説が原作となっています。
2022年2月から刊行を開始し、2025年8月8日に最終巻の『イクサガミ 神』が発売。全4巻で完結しています。
”あの男”の過去を描いたスピンオフ作品『イクサガミ 無』も発売中だとか。
また、2022年より講談社の『モーニング』にてコミカライズもされており、こちらは最新巻の6巻が2025年11月21日に発売されましたが、まだ簡潔には至っていないようです。
嵯峨愁二郎や香月双葉などの年齢設定、過去の心的外傷によるPTSDの設定など、ドラマ版には原作と異なる設定を用いることでよりドラマチックな演出を用いているようですが、そういった細かな違いを楽しむのもありかもですね。
『イクサガミ 天』
『イクサガミ』コミック
ドラマ『イクサガミ』の配信は?
ⓒNetflix
いかがでしたか。
明治時代が舞台で元人斬りが主人公って時点でやっぱり『るろうに剣心』を連想してしまいますが、アクションの面では完全に超えてましたね。
長い年月をかけ、岡田准一の理想とする”アクションという言葉を必要としない表現手段で、世界の誰に対しても魅力的なコンテンツを実現”したことは、非常に尊敬できました。
シーズン2の発表は未だありませんが、ラストで登場した横浜流星があまりに格好良くて、もう早く次のシーズンが観たくてたまらん。
ドラマ『イクサガミ』予告編
予告編を紹介しておきます。
ドラマ『イクサガミ』配信情報
おすすめの動画配信サービス
2025年11月現在、ドラマ『イクサガミ』はNetflixにて独占配信中です。
この機会に試してみてはいかがですか?
本作が好きな人におすすめ
『るろうに剣心』
侍たちの戦い、明治が舞台、見事なアクション作品という点から映画『るろうに剣心』をおすすめしたいと思います。
特におすすめは「京都大火/伝説の最期編」ですね。最も盛り上がるエピソードかと。
やっぱり、志々雄真実よね。
おすすめの動画配信サービス
2025年11月現在、U-NEXTでは初めて月額サービスを利用する人を対象に、31日間無料トライアルを実施中です。
この機会に試してみてはいかがですか?
本ページの情報は2025年11月現在のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
それでは、また。













